気を付けないといけない食べ物

2021/01/25
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与えてはいけない食べ物と言われると タマネギやチョコレート、ブドウ等いわゆる中毒を起こす物が思い付くでしょう。勿論これらは摂取量によっては急性の死に至る場合があります。中毒を起こさない物なら良いのでしょうか。
塩分や糖分、油の多い食べ物はその時は大丈夫でも、長期に定期的に食べていると腎臓や肝臓、膵臓等あらゆる臓器に負荷がかかり、長い目で見ると寿命を短くしてしまうかもしれません。
臓器に負担を掛ける以外でも与え方に注意が必要な物があります。根菜やキャベツの芯、実の充実した果物は少量食べる分にはほとんど問題になりませんが、これも時と場合によっては命を奪う食べ物になります。犬や猫が食べ物を噛むのは人の咀嚼とは違います。擦り潰すと言うより飲み込める大きさにする作業です。そしてかなりの大きさの物を飲み込めます。肉や骨に対する消化能力は非常に高い犬、猫ですが、植物系の物を処理するのは苦手です。胃袋に留まっていた食べ物はある程度の時間が経つと腸に送られます。この時ドロドロの状態ではなく塊で残っている物があると、腸の何処かで詰まる場合があります。こうなると開腹手術が必要になります。
腸閉塞も怖いですが、焦って飲み込もうとして喉に詰まらせて窒息する場合もあります。
シャリシャリ囓って美味しそうに見えるかもしれませんが、硬いものを与える時は細かく刻んで与えた方が良いでしょう。