立冬
2019/11/08
暦の上ではもう冬になりました。実際少しずつ最高気温、最低気温共に下がってきています。寒くなると増える病気があります。また、通年でよくある病気もあります。そのひとつとして、皮膚炎があります。皮膚が痒い、荒れている等は一年を通して見られます。ただ、厳密に言えば、夏と冬の皮膚炎では病態が多少違います。夏の皮膚炎では皮膚がベタベタしていることが多いです。このような場合はシャンプー等をこまめに行う事が、症状の軽減に繋がります。一方冬ではパラパラしたフケが出ることが多く、洗った次の日にすぐフケが現れる場合があります。このような皮膚は、乾燥が関与していることが多いです。単にシャンプーをしただけでは、皮膚の脂分を洗い流してしまうので、より乾燥が進み悪化する事もあります。このような時はシャンプー後や日常的に皮膚の保湿をしてみると改善が見られると思います。